1.ご使用前の準備 1)アルペンスキーの締め具の取付けや調整は「ISO 11088（JIS S7028）」の規格に従い、必ずご購入の販売店で行ってください。 2)スノーボードビンディング取付けの際に使用されるビスはISOM6規格です。本体へのネジ込み深さ最短4.5mm、最長5.5mmの範囲で取付ください。異なる場合は滑走面が押し出される可能性がありますので、取付けや調整は販売店に依頼して下さい。 3)スノーボードの締め具は自動解放しません。 4)スノーボードで滑走する際は必ずリーシュコードを装着してください。 5)締め具は使用するブーツに合わせ、締め具メーカーの指示どおりに調整されたものを使用してください。 6)使用前に用具の点検を行ってください。次のような異常が認められる場合は使用を中止し、すみやかに販売店にご相談ください。 ①エッジ部分のはくり、へこみや飛び出し、折れや切れ、ヤキ、ずれなど。 ②滑走面のはくり、ふくらみやへこみ、芯材の露出、深いキズなど。 ③表面シートのヒビ割れ、サイドウォールのヒビ割れ、トップ、テールの曲がり、アーチベンドの落ち具合など。 ④締め具のねじの緩み。 2.ご使用に際しての注意⚠︎ 1)本体の改造は絶対にしないでください。 2)滑走面にワックスを塗布する際、アイロンの温度調節を適切に行ってください。 3)本体を運搬する際は、本体の保護と傷害防止のため必ずケースに入れてください。車のキャリアに載せるときは、必ずケースに入れるかポックス型ケースなどを利用して、ホコリや水分から保護してください。 4)人の混雑する場所では、本体を縦方向に持ってください。 5)締め具の解放値を変えたり、締め具の付け替え、プレートの取付け、位置を変える場合は、S-B-B認定整備技術者のいる販売店までお持ちください。 6)スキー、スノーボード本体の手入れを絶えず行う習慣をつけ、本体のバリ、ササクレなどを取り除き、キズの補修を行ってください。衣類を傷つけたり傷害の原因につながる可能性があります。 7)エッジは機能上鋭利にできていますので、身体や衣類を傷つけないように十分注意してください。特にエッジ部を素手で持たないように注意してください。スノーボードのエッジによってブーツの部品（レース、フック、タングなど）が破損する恐れがあります。 8)本体に過度な力が加わるとキャンバーが低下し、本体に曲がり、折損などが発生します。 9)シンナーやベンジンなどの溶剤は製品を痛める原因となりますので、絶対に使用しないで下さい。 3.メンテナンスおよび保管方法 1)本体使用後は水洗いをし、本体や締め具についた水分と汚れをよく拭き取って乾燥させてください。もしエッジに錆が出た場合は、市販のエッジクリーナーかサンドペーパーで錆を落としてください。 2)オフシーズンの保管は、直射日光の当たらない涼しく湿気の少ないところに保管してください。 3)アーチベンドの変化や変色の原因となりますので、ガムテープやスキーバンドなどで本体を巻いて固定しないでください。ねじれや変形の原因になりますので、不安定な置き方や上に物を置いて保管しないでください。 4)スノーボードブーツは、ご使用後柔らかい布などで汚れを落とし、ゆっくり乾燥させて下さい。保管は型崩れしないように新聞紙等を詰め、靴ひもを締めてポリ袋に密閉せず、直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管して下さい。 4.安全に滑走を楽しむために スキー、スノーボードは常に危険を伴うスポーツです。次の注意事項を必ずお守りください。 1)滑走前に体調を整え準備運動を行ってください。疲労時、飲酒時、服薬時は滑走をおやめください。 2)滑走の際は、グローブ／帽子／ヘルメット／ゴーグルなどで身体を保護してください。 3)いつでもコントロールできる範囲のスピードで滑走し、スキー場の注意や指示を守ってください。 4)滑走の前と後にスキー、スノーボード、締め具やブーツに異常がないか点検してください。異常が認められた場合は、滑走を中止してお買い求めの販売店にご相談ください。 【使用上の注意】に従わず発生した事故や損害および転倒や滑走に起因する損害に対しての責任は一切負いかねますので十分注意し たうえでご使用ください。